世界最高峰の自動車レースとも称されるF1グランプリ。2019シーズンの第14戦となるイタリアF1グランプリは、9月6日から8日までの日程で開催されます。世界トップレベルのドライバーたちがしのぎを削る様は、ヨーロッパにおいてはサッカーと肩を並べるほどの人気です。中でも、イタリアF1グランプリはヨーロッパラウンドの最終戦ともなっていて、ファンの熱狂ぶりは格別といえます。レース会場は、イタリア北部にある都市ミラノの近郊にあるモンツァ・サーキットです。超高速サーキットとして知られ、ホームストレートでの最高速度は時速370キロ、コース全体での平均速度は時速250キロにも達します。イタリアF1グランプリは日本からも観戦ツアーが毎年企画されていて、熱心な日本人ファンも観戦と観光を楽しんでいます。
フェラーリの聖地には、歴代F1マシン展示や提携ホテルも
イタリアF1グランプリが開催されるモンツァ・サーキットは、「フェラーリの聖地」としても知られています。イタリアを代表する自動車メーカー、フェラーリ社はいわゆるスーパーカーの名車を数多く生み出し、F1グランプリにおいても1950年の第1回大会以来レースに出場し続けている名門です。そこで、イタリアF1グランプリ観戦の際には、フェラーリ関連施設の見学を楽しみたいものです。フェラーリの本拠地となっているマラネロには、フェラーリ本社工場のほか、歴代のF1マシンを展示したフェラーリミュージアム、そして、フェラーリ社の創始者、エンツォ・フェラーリの生家博物館などがあります。さらには、宿泊先としてフェラーリ提携ホテル「マラネロ・ビレッジ」をチョイスすることもできます。マラネロは、ミラノから南東に約190キロ離れていますが、十分に日帰りできる範囲といえます。
F1観戦ツアー利用で、観戦と観光を存分に楽しもう
イタリアF1グランプリ観戦の際には、ミラノの観光もお勧めです。イタリア第2の都市ミラノは歴史的建造物が多く残っているほか、最新ファッションの発信地としても注目される街です。中でも、ミラノ大聖堂ドゥオーモは、ナポレオンの時代に作られたミラノのシンボル的な建物です。また、ミラノから少し足をのばせば、美食文化豊かなエミリアロマーニャ州があります。パルマのハムやソーセージは絶品です。さて、日本を出発して“観戦と観光”を十二分に楽しむには、何といってもF1観戦ツアーの利用がお得で安心です。各旅行会社では、航空券とホテル、F1観戦チケットをセットにするなど魅力的な独自プランをさまざまに用意しています。サーキットまで日本語ができる添乗員が同行するといったサービスもあります。観戦チケットはお得な席から次々と売り切れてしまうといいます。F1観戦ツアーも同様で早めの検討と申し込みが大事です。